なぜ、ブログに「ロスジェネ」とつけたか
ブログを見直した。
最初はストレス発散で書いていたけど、どうも引きがよくない。
売れてる人のブログを読んだりもしたけど、売れる決め手がどうもよくわからない。
読まれるコツは「自分の経験した知見を元にした内容が良い」などと言われていたりもしますが、そこに専門性がないといけない。
…専門性ねぇ。
長く生きているけど、大した体験してない。
毎日劇的なことが起こるわけでも、拡散できるようなナレッジが手に入るでもない。
もしかしたら遭遇してるのかもしれない。でも、気づいていない。
気づくほど関心がないのかもしれない。
それに、書いたところで自分が楽しいかどうか。続けられるのかどうか。一番はそこよね…
そこで考えた…考えた…考えながらスマホいじってた…ネットニュース見倒していた…
すると、私しか(じゃないと思うけど)書けない題材を発見!
それは、
ロストジェネレーション。
事実、ど真ん中に生まれたわけだし。
あの未来の見えない混沌とした時代を、生き抜いて、今のキラキラした世代を受け入れて(おそらく)、良くも悪くも運の悪かった世代です、はい。
それにそれになんだか横文字でかっこいい響き…
そして、不思議とあの世代のカルチャーの消費量が現在に至るまでハンパなく多い気がする。
お金がないのに、Supremeなんて比ではないくらいストリート系ブランドは行列できたし、CDだって買いまくってた。Windows97だのMacBookだのが破格の値段だったけど、給料の何ヶ月分かを叩いて購入し、今では考えられないような起動に1分以上かかるADSLのストレスを受け入れていた。フェスが流行りだしたのもロストジェネレーションが二十歳くらいのとき。
雇用なんてほとんどなく、非正規雇用の「フリーター」という職業が市民権を得ていた時代。本当にお金がない若者が、なぜあんなにモノやコトに執着し、エネルギーを使っていたのか。
混沌とした時代を楽しく生きる術をロスジェネの視点で書いていければなー、と思う。