ひらきなおり日記

ロスジェネのライフ

会社のスケジュールを暗号にした

最近、アイドルの瞳に映る映像で住所を特定した、という事件があった。

 

そこまでの執着心はないものの、人は他人が気になる時が時々ある。

以前、私が某プロジェクトを離れる時、一緒に仕事していた同僚から「次は案件するんですか?」と聞かれた。特には決まってなかったので「あー、特には決まってないけど」とテキトーに答えていた。そうすると会う度に何度もしつこく聞いてくるのだ。え?なんで??もう、あなたと私が仕事で絡むことないのに。

 

また別の日、私の会社はスケジュールをPC上のカレンダーで管理しているのだが、その同僚は全く仕事で絡みのない人に「私、〇〇さんのスケジュール、チェックしてるんですよーいつも忙しそうですね」と言ってるのを耳にした。え?なんで?なんでチェックしてるの?

…他人のやってることが気になってしょうがないのだ。そして、側から見て忙しそうな人、プロジェクトを降りたり、異動したり、転職した人など、側からみてちょっとでも目立つような行動を取れば、その理由が知りたくて知りたくてしょうがない。

そういう人は時々、というか結構いる。

 

というわけで、噂のネタになってもいいけど絡まれるのが面倒なのでスケジュールを暗号化してやった(仕事で絡む人も閲覧するから外出と打ち合わせは素直にそのままにしている)。例えば、アルファベットだけで書いたり、「夜露死苦」みたいな漢字の当て字を使ったり、おかしな漢字変換をそのままにしたり。どうだ、参ったか。

 

あくる日、他人の行動が気になってしょうがない同僚とばったり出くわした。別に挨拶だけで終わらせたかったけれど、すれ違いざま、

「あの謎のスケジュール、何?」

よく見てんなー。気にしてんなー。

「何ですか?カレンダーのことですか?」私はとぼけて続けた。

「まともに打つのがめんどくさい」

以上です。