蒼井優の節約と消費税増税前の葛藤
あー、ついに消費税が10%になっちゃいましたね〜
駆け込み需要とか言って、家電や貴金属の売り上げが前年に比べて何倍もなったとか。ようござんしたね。
私は…私は…、すっごい考えたあぐねた挙句、とくに大きな買い物はしなかったよ。
その理由は、
- 焦って結局無駄遣いしてしまう
- 差分が大したことない
- 輸入物は海外の免税をねらう
- ポイントで購入する
…そう、来たるべき10%増税にそこまで悪影響はないと感じたからだ。
一番思いとどまらせたのは、差分が大したことないこと。
もし、0%からの引き上げだとビビるが、2%の差分である10万以上の買い物だと結構痛いけど、1万単位だと200円の違いなのである。
そう思ったら、大きな買い物が必要でない限り、急ぐことはないかな、と思った。
しかし、あとから200円の違いが高いか安いか、蒼井優の節約エピソードで思い知らされることになる…
なんでも、クリーニングを仕上がって2日以内に取りに行くと200円安くなるからとタイミングを見て出しにいったらしい。
私は増税前夜に蒼井優の節約エピソードの記事を思い出し、なぜかドキドキしてしまった。
これは損得に対するドキドキではない。10,000円買っても税金800円から1,000円になるだけ、とたかをくくる女はダメと言われたような気がしたのだ。
だからと言って、私にだってそう思った理由がある。慌ててモノを買って為になったことが少ないからだ。大体あとで「どうしてこれ買った?」みたいな無駄使いが発生する。それだったら税金気にせず、然るべきタイミングで買ったほうがいい。
少し時間が経って、冷静に考えると節約ってする人にとって聞こえ(捉え方)が違うな、と思い始めた。要は、金持ちの節約と貧乏の節約である。
金持ちが100円でも200円でも節約すると聞こえがいいが、貧乏人が例えばチラシの特売をチェックしてスーパーに行ったり、せっせとポイントを貯めたりする行為に意を唱える人がいる。チラシの特売をチェックする時間がもったいない、そんなことばかりに時間を費やしているから貧乏になるのだ、増やすことを考えろ、と。
かくして、私自身がどちらに当てはまるかというと、即答で貧乏に当てはまるのだ。だから、この場合は山ちゃんの言うことなんて気にしなくていい。そして山ちゃんみたいな相手がいるわけでもないし。そう思うと安心して寝られるのだった。